看護師が転職活動をするために利用するものというと、ハローワークに行く、もしくは看護師転職サイトに登録してみるなどがあります。そんな中、最近の転職活動の方法として注目されているのが、ソーシャルリクルーティングという手段です。ソーシャルリクルーティングとは、SNSを使った採用方法のこと。最近では多くの医療機関が取り入れています。
従来の転職方法だと、書類選考から面接までにかけて募集側と応募側がコミュニケーションを取るチャンスは限られていました。しかしSNSを利用すれば、応募側も事細かに企業(病院)のリアルタイムな情報を調べることが可能になります。そして採用する側も相手の日頃の投稿を目にして、人柄や価値観を把握できるというメリットがあります。
チャット機能を使うことで、いつでもカジュアルにコミュニケーションが取れるため、お互いが理解を深めた上でのアプローチが可能になるのです。SNSは随時情報をアップするものであるため、見る側もいつでも最新の情報をキャッチできます。現場に入らないとわからないような内部の雰囲気をSNSで細やかに発信しているケースもあるため、ミスマッチを防ぐ手段としても有効です。
とはいえ、ソーシャルリクルーティングはまだ比較的新しい転職方法であるため、情報収集の面では効率的とは言えません。そのため、あくまでソーシャルリクルーティングはメインの転職ツールに併用する形で考えた方が良いでしょう。